2008年02月23日

[手術当日] (12月7日)

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朝6時の点眼をした後に瞳孔を開く目薬も点眼する。
朝の餌を与えない、水も少しだけにしておく。勿論、散歩もなし。
排便をさせたらもう慌しく出かける準備をする。
大好きなドックフードの缶数個と
大好きなお父さんのにおい付きのタオルを持って急いで病院へ。

空腹と緊張と車の揺れでリリーは酔ってしまったらしく、口から
大量のヨダレが滴って、
可哀想な顔をしている。
瞳孔も開いてきているので気持ちが悪いのだろう。

以前、息子が眼科の検査のために瞳孔を開く目薬をしたことがあったが、
眩しいのと良く見えないのに加えて、平行感覚が変になって
気持ちが悪いと云っていたのを思い出した。
人間でそうなるなら犬ならもっと理解できない辛い状況なのだろう。
可哀想だがしかたがない。

病院に着くと程なく予約の時間だったので、すぐに先生の話を聞いた。
手術は人間の白内障手術と同様の方法で行なわれるが、犬の眼は
人間の眼より小さい。
人間の水晶体は皿状で小さいが犬の水晶体はラグビーボール状で
人間の約3倍の大きさがある。
よって、小さい眼から大きな水晶体を取り出すことになるので、
手術の時間が掛かり、眼への負担がかかることになり、
術後の合併症が人間に比べて多くなる。
手術の実施数もあまり多くないし、成功の割合は厳しいものがある。
術後の合併症については、ほとんど必ずといっていいくらいの
発生率なので、その後の対処が非常に重要であるということ。
特にリリーの場合は以前に話したように、レンズを挿入できない事もありうると。
手術は午前中から準備を始めて、午後の3時位に開始し、報告は
夜の遅く7時頃になるとのこと。
手術の後は見えることに興奮して悪化させてしまう事があるので、
退院まで面会はしないで下さいと言われた。
全てを了解して、先生にリリーを預けた。
リリーも状況を理解したのか、すぐにアシスタントの方に連れられて
奥に入っていった。

病院にリリーを預けて自宅に帰る途中で、ホームセンターに立ち寄った。
リリーの大型犬用ゲージを購入した。
本来、外飼いのつもりだったので、居間の隣にリリー用のデッキを作り、
屋根や防寒のカベ、空調設備、照明までつけていたのに、
療養生活では片時も眼を放さないつもりでの室内飼いにしなくては
ならなくなる。
入院生活中に、室内を色々と改造しておかなくてはいけない。

病院を出て3時間くらいで自宅に着くと、留守電が入っていた。
先生からだ。
何事かと折り返しの電話をすると、困ったことが起きていた。
午前中にした検査の結果、左目の眼圧が高くなっていて炎症が
起きているというのだ。
炎症はそれほど酷いものではないので手術が出来ない状態ではないが、
万全を計って今日は右目だけ手術して、
炎症の解消後に左目の手術をしたほうがいいと思うのですが、
どうしますかと先生は言う。
でも、そうすると手術を2回しなければ成らないということで、
犬の体の負担がふえるということだ。
勿論、費用も増えることになる。
それよりも、進行が早い状態なので、手遅れになってしまうのではないのか。
手術後に必ずというほど合併症で炎症が起きるということだったので、
必然的に炎症の対処をして頂けるのだと考えると、
ここは両目をやってもらったほうが良いのではないか。

10分考えさせてもらって、お父さんが電話した。
「多少のリスクは増えても、両目の手術をして下さい。」
「わかりました。」と先生。
不安の要素が増えた。どうか、リリーの眼を助けてください。

夜になって、先生から電話が来た。
「遅くなってすいません。手術は順調に終わりました。
左目も多少の炎症はありましたが無事におわり、両目共にレンズをいれました。
今はもう麻酔が覚めてうずくまっていますが、トラブルもありません。安心して下さい。」
「嗚呼、ありがとうございます。」ほっと胸をなでおろした。よかった。

その後、毎夜、先生はリリーの様子を詳しく知らせてくれた。
眼はぎりぎりまでハラハラした割には順調な回復で、左目に少し炎症があるが、
しっかり見えてますよ。
元気で運動場ではしゃいでますよ。
ご飯を食べないのだけど、ささみだけは食べてます。
他の犬が吠え立てていても静かにしてますよなど。
3日目には、「退院は早めても良いようです。12月11日にお迎えに来てください。」
退院が決まりました。

ニックネーム 庭師のミント at 17:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする